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この記事は、会計アプリ(会計ソフト)を使い始めた個人事業主さん、ひとり経営者さん向けです
会計アプリ(会計ソフト)のデメリットについて知ろう
こちらの記事では、会計アプリの神機能を使って、ECサイトで経費支出した明細と領収書を自動で一度に取り込めるという話をしました。
今回は、会計アプリのデメリットについてお伝えします。
自動連係設定は、何もしなくても支払いや売上のデータをアプリ内に取り込むことができ、
うまく使えば帳簿付けの時間短縮になり、大変便利です。
しかし、重複データに注意が必要です。
詳しく見て行きましょう!
1万円の支出が、知らないうちに3万円に?! 経費の重複に気をつけよう
AmazonなどのECサイトで購入し、クレジットカードで支払った場合、
Amazon、クレジットカード、銀行口座をすべて自動連係設定にしていたら、
同じ支払いが3回も計上されてしまうことがあります。
この図は一例です
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データ登録前に必ず確認をしてミスを防止しましょう。
データチェック機能も要注意
また、会計アプリには重複データチェック機能があるものもありますが、
関係のないデータを重複と認識されることがあります。
油断せずに確認して、不正確な取込を防止しましょう。
売上の取込にも注意が必要
売上が実際よりも多く計上されることがあります。
自動連係されているECサイトやStripe、Paypal、銀行口座などの取引データを連携している場合、
特に注意して確認しましょう。
まとめ:自動連係設定は便利!ですが、気をつけて使いましょう
自動連係設定は、何もしなくても支払いや売上のデータをアプリ内に取り込むことができ、
うまく使えば帳簿付けの時間短縮になり、大変便利です。
しかし、その反面、重複データが起きることがあるため、注意が必要です。
登録する際には、必ず確認を行って、計上ミスを防ぎましょう。
上記のようなケース以外にも、まれに取引が存在しないデータが取り込まれていることもあります。
最終的には自分の目で確認するしかないので、こればっかりは気をつけましょう。
といっても、登録する時に確認すればよいので、そのタイミングでサボらずにチェックしましょう。
ルールを決めておくことをおすすめします。
ヒント
たとえば
「ECサイトで連携したものは、カード明細から除外する」
「銀行口座は手入力する」
のように、作業ルールを決めておくと、悩まずにサクッと作業できます。
作業ルールはマニュアル化して、どこかに書き留めておきましょう!
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