
Amazonの領収書、まだダウンロードしていますか?
ちょっとあおりなタイトルにしてしまいましたが、、、汗
この記事では、私が使っている会計アプリ(会計ソフト)の機能で、
帳簿付け作業が省力化&時短化しました!
というお話をお伝えします。
これは泣けるほど助かりました。。。

私が使っているのはマネーフォワードクラウドというアプリで
今日ご紹介するのは、2023年4月に追加された機能です。
これまでは、
Amazonのサイトの「購入履歴」を開いて、
経費として購入した領収書を選んで
1件ずつダウンロードしていました。
今は、
自動連携処理で、
Amazonさんの領収書がワンクリックで取り込まれる
設定ができます。
おかげで、
以前、手動でダウンロードから印刷まで行っていた時は、
多いときは毎月20分~30分ぐらいかかっていたのが、
いまはほぼ0分になりました。
探すのが地味に面倒なんですよね。。。
(昔は1年まとめてやっていたので、さらに大変でした爆)

この記事は、ECサイトを利用して経費購入する個人事業主さん、ひとり経営者さん向けです
設定難易度:☆・・(初級レベル)
設定時間:☆・・(サクッとできます)※ご紹介する機能部分のみ
マニアック度:☆☆☆(ECサイトで経費購入される方)
証憑(しょうひょう)自動取得機能とは?
マネーフォワードに搭載された新機能で、
ECサイトで購入した明細と領収書などの保管書類を同時に記帳・保存できる機能です。
インボイス制度と電子帳簿保存法に対応した新機能だそうです。
マネーフォワードさんの新機能解説はこちら
「証憑(しょうひょう)」とは?
事実を証明するよりどころとなる物のことを証憑と言うそうです。
証憑とは、取引の事実を証明するための証拠となるものの総称です。書面だけではなく、電子データなども証憑となります。(こちらより抜粋:証憑書類とは?)
ビジネス用語なのでしょうか?「証拠(しょうこ)」と言わずに「証憑(しょうひょう)」という言葉を使うのですね。

このように保存されます
これは、入力済み会計帳簿を確認するページの1つで「仕訳帳」の画面です。

右端の クリップ マークが青色になっているのですが、ここをクリックすると保存されている書類を確認できます。
Amazonの領収書を取り込むには?
具体的にどうやって取り込むのかを、実際の画面で見てみましょう!
(1)「自動で仕訳 > 通帳・カード他 」を開きます。(事前に、データ連携設定でAmazonを追加しておく必要があります)
(2) 連携サービスから「Amazon」を選択すると、最新履歴が一覧表示されます

ここには、プライベートで購入したものも全て表示されますよ。

注意
デフォルトでは証憑自動取得は無効になっていますので、「データ連携>登録済み一覧」より設定が必要です。

(3) 取り込みは2ステップ
一覧表の内容を確認し、
経費として「登録」するものと、「対象外」として経費から除外するもの(プライベート支出)をチェックします。

① 経費として登録する場合は、登録内容(上の画像の赤枠部分)を確認・修正します。(勘定科目、金額や摘要欄など、正しい内容に修正しておくのを忘れずに。)
② 確認後は、右端の「登録」ボタンで経費として登録します。プライベート支出は「対象外」をクリックすれば登録されずに一覧から除外されます。
これで登録完了です!
一括登録もできますよ。

プレビューで書類の中身を確認できます
登録内容を確認したいときは、プレビューで確認することができます。
① 入力済み内容が確認できる表示画面を開きます(仕訳帳など)
② 青いクリップのアイコンをクリック → プレビューを選択します

保存されたAmazonの領収書は、このように表示されます。

まとめ
このように、
経費としてチェックしたものはワンクリックで記帳され、
同時に自動で領収書もシステムに保存されますので、
時短だけではなく
領収書を電子保管しなければならない電子帳簿保存法のルールも簡単にクリアできます。
また、Amazon以外にも
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
でも、同じように自動で領収書を取り込むことができます。
今後も対象となるECサイトは拡大していくそうなので、
マネーフォワードをお使いの方で、これらのECサイトから経費として購入されている方は、ぜひチェックしていただくことをおすすめします。